初めて輸入車を購入される方からBMWを極めている方まで
BMW好きが集まる関東最大級のBMW・MINI専門店

Blog

BMWらしい“本気”

BMW E82 135i ― 小さなボディに、BMWらしい“本気”が詰まっている。

一見すると、少しコンパクトなBMW。

でも、アクセルを踏み込んだ瞬間、その印象は一気に変わります。

「今のBMWにはないもの」が、この1台にはある。

BMW E82 135i。

現代のBMWと比べれば、ボディは小さく、装備もシンプル。

けれど、そのシンプルさこそが、この車の魅力です。

搭載されるのはBMWを代表する直列6気筒ターボエンジン。

コンパクトな2ドアボディに、余裕のある6気筒エンジンを押し込んだパッケージは、今見るとかなり贅沢です。

大きなボディに大きなエンジンではない。

小さな車体だからこそ、エンジンの存在感が際立つ。

それがE82 135iの面白さです。


デザインは「派手じゃない。でも、妙にカッコいい。」

E82のデザインを見ていると、最近のBMWとはずいぶん違うことに気付きます。

大きすぎないキドニーグリル。

低く構えたボンネット。

短いオーバーハング。

そして、後ろへ向かって綺麗に流れていくクーペのルーフライン。

現代の車のように、デザインで「速そうに見せる」感じではありません。

むしろ控えめ。

でも、横から見るとFRらしいプロポーションがはっきり分かる。

ボンネットが長く、キャビンが後ろにある。

この姿を見るだけで、「これは運転するための車なんだ」と感じさせてくれます。

そして135iになると、Mスポーツのバンパーや大径ホイール、低い車高によって、その雰囲気がさらに引き締まります。


135iの魅力は「速さ」だけじゃない。

もちろん、135iは速い。

でも、この車の本当の魅力は最高速や0-100km/hの数字ではありません。

アクセルを踏んだときの6気筒らしい滑らかさ。

ターボが効いてから一気に伸びていく感覚。

そして、FRならではの後ろから車を押していくような感覚。

ハンドルを切れば、鼻先がスッと向きを変える。

アクセルを開ければ、リアからグッと押し出される。

「車を操っている」という感覚が、ちゃんと残っている。

そこがE82 135iの面白いところです。


そして、サイズがちょうどいい。

今のBMWと比べると、E82はかなりコンパクト。

この「小ささ」が、実は大きな武器です。

街中では扱いやすい。

狭い道でも気を遣いすぎない。

ワインディングに持ち込めば、ボディサイズを活かして気持ちよく走れる。

しかも、ただ小さいだけではありません。

そのボディに6気筒ターボを積んでいる。

「小さな車なのに、とんでもなく速い。」

このアンバランスさが、135iを特別な存在にしています。


今だからこそ欲しくなるE82 135i

E82が登場した頃は、135iも「高性能な1シリーズ」という存在でした。

しかし時代が進み、BMWの車はどんどん大型化。

エンジンもダウンサイジングされ、電動化が進み、運転支援や電子制御も当たり前になりました。

そんな今だからこそ、E82 135iの存在感が増しています。

コンパクトなFRクーペ。
直列6気筒。
ターボ。
そして、ドライバーが主役のインターフェース。

これだけの条件が揃ったBMWは、今ではなかなか選べません。


E82 135iは、古くなったのではなく「古くならない車」なのかもしれない。

最新モデルのような派手さはありません。

液晶だらけでもない。

ボタンもたくさんない。

でも、エンジンを掛けて、シートに座って、ハンドルを握る。

そしてアクセルを踏む。

それだけで、この車を選んだ理由が分かる。

「やっぱり、こういうBMWが好きだ。」

そう思わせてくれるのが、E82 135iです。

速いから欲しい。

希少だから欲しい。

もちろん、それも理由になる。

でも一番の理由はきっと、

「このサイズ、このエンジン、このデザイン。この組み合わせは、もう新車では買えない。」

ということ。

E82 135iは、BMWがまだ「運転する楽しさ」をシンプルな形で詰め込んでいた時代の、ちょっと贅沢な一台です。